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Yokattara Yondemite?

 よく読まれている記事です*^_^*♪
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弘前城が動く!あの赤坂プリンスホテルをも動かした伝統工法「曳家」

ニュース

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画像出典:公益社団法人弘前観光コンベンション協会HP

11月16日(月)22:00からNHK総合で放送されるプロフェッショナル 仕事の流儀では、伝統の曳家〔ひきや〕工法で弘前城天守大移動に挑んだ我妻組石川憲太郎さん(40)と、弘前城天守の移動の軌跡をカメラが追います!

 

我妻組曳家を専門とする業者です。
石川さんは、株式会社我妻組〔わがつまぐみ〕(山形県米沢市)の取締役工事部長。

今回、我妻組は、青森県弘前市の西村組の下請として、弘前城天守を仮の台座まで移動させる、100年に1度の一大プロジェクトに挑みました!

 

今回は、

  • 石川さんがまさに現場で撮影された臨場感あふれる弘前城の移動の様子
  • 曳家職人・石川憲太郎氏に突き付けられた課題
  • 同じく曳家工法で2013年11月/2014年8月に大移動した赤坂プリンスホテル(旧グランドプリンスホテル赤坂)旧館について

の3本柱でお届けしたいと思います *^_^*

 

 

石川憲太郎さんについては、こちらの記事もぜひ併せてお読みください!

 ⇒ 弘前城を動かす男・石川憲太郎の経歴!曳家〔ひきや〕の仕事とは?!

 

 

※ 2016年3月31日まで、弘前城天守へは入場できません。
※ 本丸・北の郭へは入場できます!

石垣修理に関するお問い合わせは、弘前市役所・公園緑地課(Tel:0172-33-8739)まで。

 

※ この記事内にある画像のうちクレジット表示のないものについては、全て石川憲太郎氏ご本人より掲載のご了承をいただき、ご本人の撮影された現場写真をFacebookよりお借りしているものです。コピー・再掲載等はご遠慮いただきますようお願いいたします。

 

 

石川さん、このたびは現場写真の掲載についてご快諾いただき本当にありがとうございました。
ご納得いただけるよい記事になるよう尽力いたしました。
一世一代の大プロジェクトを成し遂げられた石川さん、我妻組の皆さん、西村組の皆さんに敬意を表します。 

 



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石川さんが現場で撮影された弘前城の移動の軌跡

 

どれも興味深い写真ばかりなので、セレクトするのが大変でした >_<

石川さんにとって一番見てほしいのはどれかな~・・・と考えながら選んだ写真の数々です。

石川さんの解説(要約)つきで、どうぞごらんください *^ ^*

 

◆曳家工程設計図 

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◆2015年に入り、着々と準備が進む

 

◆7月8日 第1回 資材搬入 ⇒ 着工

 

◆7月9日 本格的現場作業の開始

 

◆7月10日~11日 第2回 資材搬入

 

常に一般公開となっているため、安全に留意することはもちろん、作業員の身だしなみ、言動・行動についても気を付けなければならないと思っている。

(石川さん)

 

真摯な気持ちでこのプロジェクトに取り組もうとする姿勢がうかがえますね!

 

 

◆7月12日 鋼材搬入/天守内の礎石の養生/保護砂の敷均し〔しきならし〕 

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国指定重要文化財なので、さまざまな制限があるんだそうです。
細やかな配慮の必要な作業が続きます。
体力だけでなく、精神力も必要なプロジェクトですね。

 

 

◆7月13日 天守内作業開始 

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会社のため、また曳家という業種について多くの方に知っていただくため、そして何より工事の地元への周知のため、マスコミの方々ともよいお付き合いを心がけたい。

(石川さん)

 

 

◆7月14日 鋼材搬入/内部への接合補強

外部土壁は一切抜けないため、内部の構造体のみでバランスよく全体の荷重を受けるよう配置しなければならない。
鋼材の配置、切梁〔きりばり〕、筋交い〔すじかい〕、ジャッキ等を利用して分散する。

 

◆7月15日~16日 下段鋼材を柱に縫う作業

鋼材の下にジャッキをセットして揚げるとき設置した鋼材がズレないようにするための補強を行う、大変 慎重を要する作業。
当初の予定以上に補強が必要だと感じ、検討・対応。

 

重要文化財に限らず、どんな現場でも、着工前の設計どおりには行かないもの。
問題が発生したときにどう対処していくかが大切。
的確に判断し、最良の方法でクリアしていきたい。

(石川さん:7月16日)

 

 

◆7月17日 天守内で使用する鋼材の設置がほぼ完了 

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工程、マスコミ、イベントの打ち合わせのため、実質(自分以外の)2名が現場作業に当たってくれており、かなりの負担になっていると思う。
黙々と作業をこなし、その日の作業工程をきっちりと完了させる2人に心から感謝すると同時に、成長を頼もしく思う。

(石川さん:7月17日)

 

 

◆7月19日 西村組(青森県弘前市)の鳶職人2名との協同作業 

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「つっかえ棒」としての柱を入れ、補強していきます

 

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◆7月23日 ジャッキアップのテスト 

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持ち上げに成功しました!

 

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◆7月24日 

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65mmのジャッキアップに成功しました!

 

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この機械で制御しているんだそうです

 

 

◆7月26日

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1日かけて5cmジャッキアップしました

 

 

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とても気を遣う作業なんだそうですよ
そりゃそうですよね・・・成功するまでは気が抜けません

 

 

◆7月29日 レベル修正(天守の傾き修正)が完了 

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移動の途中でバランスを崩せば大事故につながるため、慎重に傾きを修正します

 

 

◆7月30日 各所の補強 

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◆7月31日 レベル確認完了

 

 

◆8月1日 さらに補強 

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建造物に傷をつけないよう、丁寧に養生してから補強します

 

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◆8月4日

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移動先の下地補強のため、1枚1.8トンもある鉄板の準備
並べた鉄板の上に養生シートを敷いていきます


真夏の炎天下、大変な作業だったことと思います。
お疲れさまでした ^ ^

養生シートの目的

  • 鉄板の継ぎ目の段差をカバーするため
  • 照り返しを軽減するため

 

 

◆8月16日 地鎮祭、地切式

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地切式の様子/地元の子供たちが来てくれています

  

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◆8月17日

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新聞「東奥日報」に掲載されました

 

 

◆8月19日

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土台下に鋼材を設置していきます

 

 

◆8月22日 土台下の鋼材設置が完了 

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ジャッキアップされた土台の下はこんなふうになっています

 

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しっかり補強されているとはいえ、400トンの建物の下は緊張感が漂います

 

 

◆8月26日 資材搬入・荷揚げ 

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弘前城の石垣ってこんなに高かったんですね
これが崩れる恐れがあったんだから、そりゃ危険です!
重要文化財を守らねばなりませんしね

 

 

◆8月27日 移動に使用する「道」の準備 

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23mの距離を斜めに曳くための道をつけていきます
最大3mの高低差もあり、大変な作業になると思われます

 

 

◆8月31日 

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9月3日の一次移動に向け、作業を進めていきます

 

 

◆9月2日 

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天守の一次移動前日の様子

 

 

◆9月3日

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マスコミ関係者や多くの観客に見守られ一次移動が完了
観衆が引いてからも作業は続きます

 

 

◆9月6日

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手前に写っているのは残された元の天守台

 

 

◆9月8日 ジャッキダウン

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1日で約50cm下がった天守
夕日を浴びて美しく染まります

 

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弘前の夕日が秋の訪れを感じさせます

 

 

◆9月10日  ジャッキダウン終了

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これから回転移動の準備に取り掛かります

 

 

◆9月13日 回転移動

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回転角度は25°
横押し推進ジャッキ4台で移動します

 

 

◆9月16日

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これから二次移動の準備に取り掛かります

 

 

◆9月17日

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二次移動道の準備が完了しました

石川さん、これはナナメに見えてちょっと怖いです~ ^_^;

 

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◆9月20日 曳屋ウィークスタート

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9月21日の東奥日報に掲載されました

初日は約6,000人の人出だったそうです!
関係者の皆さんの頑張りが天に通じて、好天に恵まれました♪

 

曳家体験ができるイベントだったんだそうですよ!
一生に1度の弘前城天守曳き体験、多くの方の思い出に残ったことでしょうね。

 

1週間のイベントの人出は合計3万500人!!
このうち4,000人が曳家を体験しました *^_^*

1回につき15cmの移動で、1日4回、計60cmの移動で1週間。
移動距離の総合計は5mを超えました。

 

今回のイベントを通じ、曳屋という仕事があるということを少しでも皆さんに知ってもらい、興味を持っていただければ幸いです。

(石川さん)

 

 

◆10月2日 10mの直線移動

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◆10月7日 回転移動

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◆10月8日 二次回転完了

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仮の台座まで、もうひと息!

 

 

◆10月10日 三次移動の準備

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仮の天守台の高さに合わせるため1mジャッキアップします

 

 

◆10月12日 現在の天守の高さは地上2.1m

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お城を見に来られたお客さんが「あっ、お城が浮いてる!」と驚いていたそうです。
確かに、なかなかお目にかかることのできない光景ですよね *^_^*

 

 

◆10月13日 三次移動の準備

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直線曳きで約20mの距離を移動します(今回の工程最後の移動)
仮の天守台の上まで移動したら、真っすぐ下ろします

 

 

◆10月16日 

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◆10月16日 

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◆10月18日 移動完了!

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あとはジャッキダウンして仮の天守台に定着する日を待つばかり

 

 

◆10月21日 ジャッキダウン開始

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◆10月24日 着座

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弘前城が仮の天守台に鎮座しました

 

着座式の後は余韻に浸りつつ2日ほどの休息。

皆さん、本当にお疲れさまでした!!

 

 

◆10月29日

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無事に着座し、工事は完了しましたが、片付けが残っています。
しかも、かなり大がかりな。

 

家に帰るまでが修学旅行!! ですもんね(笑)

 

これで本当に終わってしまうんだなぁ・・・と痛感。
これまでさまざまな形で関わっていただいた全ての方々に感謝します。
ありがとう、応援してくださった皆さん。
ありがとう、ずっと一緒に頑張ってきた弘前城。
もうすぐお別れです。
これまで過ごした最高の時間、最高の環境、素晴らしい仲間たち。
僕は幸せでした。
生涯 忘れることはないでしょう。

(石川さん)

 

 

石川さんのFacebook投稿に思うこと

 

まずもって取り上げたいのは、毎日の投稿に書かれている ありがとう の言葉。

 

石川さんは、曳家の仕事が人々の目に触れ、認知度が高まることを願ってマスコミ対応をしてこられました。

けれども、その一方で、自分ばかりが目立ってしまっていることを仲間に申し訳なくも思っておられたようです。

また、ご自分が現場を離れることで欠員が生じ、他のメンバーへの負担が大きくなってしまうことも懸念されていました。

 

このような世紀の一大プロジェクトを無事に成し遂げたのも、目の前の課題に真摯に向き合う石川さんの仕事に対する姿勢と、仲間への思いやり、信頼関係、そういったものが礎にあってこそだと思うのです。

 

石川さん、我妻組の皆さん、そして西村組の皆さん、本当にお疲れさまでした。

素晴らしい仕事ぶりに、尊敬の念を抱かずにはいられません。

 

 

 

弘前城の公式キャラクターたか丸くんのこと、石川さんに突き付けられた課題、そして赤坂プリンスホテル(旧グランドプリンスホテル赤坂)曳家のこと・・・まだまだ続きます。

最後までお読みいただけるとうれしいです♪ 

 

また、石川憲太郎さんについての記事も、ぜひ併せて読んでいただきたいです *^_^*

 ⇒ 弘前城を動かす男・石川憲太郎の経歴!曳家〔ひきや〕の仕事とは?!

 

 

たか丸くんのこと

 

公式キャラクターたか丸くんがかわいいんです♪

猛禽類ファンには たまらんわ~ *^_^*

 

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画像出典:弘前市HP/たか丸くん公式ウェブサイト

 

  • 名前  たか丸くん
  • 性別  男の子
  • 誕生日 平成21年11月27日
    弘前城 築城400年祭マスコットキャラクターとして誕生
  • 住所  弘前城 本丸
  • 身長  約2m
  • 好きな色 白(城)
  • 好きな食べ物 弘前名物いがめんち
  • 正確 調子に乗りやすい
  • 趣味 市民の安全を守ること
  • 目標 弘前の魅力を全国に発信すること

 

いがめんちって?

合挽きミンチ肉の代わりにイカ下足ミンチ(超粗挽き)を使った津軽内陸部の郷土料理です *^_^*

 



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曳家職人・石川憲太郎氏に突き付けられた課題

 

国の重要文化財の曳家は誰にでもできる仕事ではない!

 

曳家のできる業者さんが全国ではどれくらいあるものなのか?
ちょっと気になって調べてみたところ、あることはあるんですよ、結構。
弘前城のある青森県にもね。
2015年11月15日現在、gooタウンページで「曳家」って探したら、全国で651軒。
東北に絞ると66軒、その中で青森県は19軒あるんですね。

 

あれれ? 曳家工事ができる業者が少ないって、弘前城の移動の進捗を伝えるニュース記事で読んだけど・・・?

 

私のつぶやきを聞いた夫が一言。
「そりゃ、運ぶものが国指定の重要文化財ってことになると、また話が違ってくるんじゃない?」

 

なるほど、腑に落ちました。

一般の住宅やアパートなどであれば、つまり、もしものことがあってもお金で解決できる(保障できる)建物であれば引き受けやすいけれども、国の重要文化財である城郭ともなると、どの業者さんでもが首を縦に振るわけではないということ・・・。

そりゃそうですよね、築200年歴史的建造物ですから、大きな大きな責任が伴うわけです。
日本だけでなく、世界中から注目される一大プロジェクト。
そのプレッシャーと戦い続け、見事 成功させた石川憲太郎さん、我妻組の皆さん、そして西村組の皆さんには、あらためて大きな拍手を送りたいと思います。

 

 

弘前城天守の歴史

 

弘前城の天守は、築200年の伝統ある歴史的建造物です。

築城が開始されたのは1603(慶長8)年で、今から400年以上も前のことでした。
翌年、当時の藩主・津軽為信〔ためのぶ〕が亡くなったため、築城は中断。
その遺志を継いで信牧〔のぶひら〕が1611(慶長16)年に完成させたものの、1627(寛永4)年には落雷による火薬への引火で炎上。

ここから1810(文化7)年に再建されるまで、200年もの間、天守のない時代が続いたのだそうです。

 

ちなみに、1611年の完成当時は鷹岡城と呼ばれていました。
弘前城への改名の経緯などについて、詳しくはこちらの記事をごらんください!
 ⇒ 弘前城を動かす男・石川憲太郎の経歴!曳家〔ひきや〕の仕事とは?!

 

 

曳家職人・石川憲太郎氏に突き付けられた課題

 

この曳家プロジェクトは、始める前から課題が山積していました。

400年も前に設計されたものですから、当然といえば当然なんですが、当時の設計図は残っていません。

そのため、現場に足を踏み入れて詳しい現地調査を開始するまで、全く構造を把握できない状態だったわけです。

しかも、天守を動かした前例としては、100年前の弘前城ただ1例でした。

 

それでも石川さんは曳きました。

なぜなら、それは・・・人の思いを残すため

 

老朽化も著しく、城壁の内外に無数のひび割れが生じていましたから、天守に傷をつけたり、壁土を崩したりせず無事に移動できるのか否か、緊張の連続だったことと思います。

この工事に携わった皆さん、本当にお疲れさまでした。
また6年後、弘前城を元の台座に戻す曳家工事も頑張ってくださいね!

※ たか丸くん公式ウェブサイトには「約10年間は今の位置での天守を見られなくなる」とありましたが??? どちらが正しいかは、番組放送で判明することと思われます・・・m(__)m

 

 

5,000トンの赤坂プリンスホテル(旧グランドプリンスホテル赤坂)旧館をも動かした曳家工法

 

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北側から撮影。手前から今ある場所に向かって44mの距離を移動した。
画像出典:日経アーキテクチュア(2013年11月18日撮影)

 

赤プリこと赤坂プリンスホテル(旧グランドプリンスホテル赤坂)旧館は、2011年には東京都の有形文化財として指定されています。

2013年11月、毎秒0.5~1ミリずつの超牛歩作戦で、曳家工法によって44メートルの距離を移動しました。

手がけたのは東京都新宿区に本社がある大成建設株式会社。

建物の重量は5,000トンにも及ぶというから驚きです。

 

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床下では、作業員がコロ棒を動かし微調整を繰り返す。
画像出典:日経アーキテクチュア(2013年11月18日撮影)

 

旧館は今年で築85年。
曳家工事を施されて敷地内で保存されますが、保存後の利用方法については、現時点では公表されていません。
関係官庁と協議・連携の上、多くのファンが利用できるような施設への転身を目指すということです。
かつてのファンにとっては楽しみでしょうね *^_^*

 

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南東方向44mの曳家工事を施して仮置きし、元の場所に地下構造物を建造して戻す。

画像出典:西武プロパティーズ

 

移設された後、旧館があった場所の地下には駐車場やバス・タクシー乗り場などが建造され、その後、2014年8月に再度曳家工事を施し、元の位置まで戻しました。

 



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石川憲太郎さんについての記事も、ぜひ併せて読んでいただきたいです *^_^*

 ⇒ 弘前城を動かす男・石川憲太郎の経歴!曳家〔ひきや〕の仕事とは?!

  

 

画像出典:弘前市HP/HIROSAKI MOVING PROJECT